学歴は保険だ!1
私は両親が保護者としての自覚が無く貧困であった為、15歳から社会人生活を開始しました。
簡単に言うと中卒です。
15歳の未成年が選べる職業は限られています。
なので野宿や友人宅を宿にしながらアングラな仕事をして食い繋いで来ました。
周囲が制服を着て学校に通学している姿を見る毎日がとても辛かったですね。
アングラな仕事を朝から晩まで働き、毎日途方に暮れていました。
国家権力の目を掻い潜りながらの生活は本当に大変でしたが、一人暮らしを始め自分の居場所を確保出来た事が嬉しかった。
しかし365日自分の時間は無く、気が付けば周囲は大学進学か就職の時期を迎えていて正直羨ましかった。
其処で私は限られた時間で職安等で求人情報収集や求職活動を始めたが、現実に愕然とした。
求人票や資料はどれも「高卒」や「大卒」以上であった。
1番辛かったのはセミナーに参加しようと会場に到着したら「中卒」である為に門前払いを多々受けた事だった。
学歴の壁を痛感した。
悔しさと悲しみを堪えながらアングラの世界に戻り、いつもと変わらぬ日々をまた迎えた。